2011年01月23日

航空博物館へ

 先日、所属団体の研修ということで成田空港近くにある航空博物館と成田山新勝寺へ行ってきました。
もともと子供の頃は飛行機バカだったので、こういう所は何度行っても楽しめます。

 家族と行くとどうしても子どもが主人公になってしまい、おちおち観ていられないのですが今回は別。観たいところだけをじっくりと見てきましたよ。特に、航空機のエンジンが展示されているので、楽しくてしかたがない♪

SH3C0119.JPG これは、朝日新聞社で社用機として使っていたという"朝風号"のエンジンです。

 写真だと大きさが把握できないでしょうが、空冷のシリンダーフィンは喩えようもないくらい美しく緻密な造形です。厚さ1.5mm、フィンの間隔3mmくらい。
鋳鉄製に見えるのですが、どうやって作ったのだろう?

 あまりの緻密さに、鋳物のインゴットから削り出しているようにも思えますし、よくよくみると、シリンダーごとのフィンの厚みにバラつきがある・・・

 シリンダーヘッドはもちろんアルミ製ですが、排気バルブ用ロッカーアーム部分には、吸気用にはない優雅な曲線の冷却フィンが造りこまれています。

 他にも、航空機のナット・ボルトは必ずワイヤリングしてあると思っていたのですが、これは私の思い込みだったようです。見づらいですが、シリンダーとクランクケースの締結ナットは、数こそ多いものの、ごく普通のセルフロックナットで留っているだけなのには驚かされましたね。

SH3C0120.JPG こちらは別のエンジンのカットモデル。
バイクでは考えられない5本リングのピストンが目につきますが、注目して欲しいのはシリンダーフィン。

 厚さが1mmあるか無いかという薄さの上に、微妙な形で曲げられているのは放熱面積の拡大を狙ったものでしょうか。

 断面のペイントのせいでよく分からなかったのですが、シリンダーにアルミのフィン付きスリーブを被せた二重構造のようにも見えました。スゴク美しいシリンダーです。

SH3C0121.JPG こちらは、また別のエンジン。
朝日号よりも数の多い、排気側の曲線を刻んだフィンが美しいでしょう?
このシリンダーの締結ボルトには、ワイヤリングするための穴が開いていますね。

 ワタクシ、結構シリンダーフィンフェチなところがありまして、航空機に使われている空冷エンジンの美しいフィンにメロメロです(笑)

 こういうのを見てしまうと、言っちゃ悪いけどバイクのシリンダーフィンが、やたらと粗雑で間抜けな印象になってしまいました(^^;

SH3C0122.JPG これは、日本ではじめての公式飛行とされている 、1911年(明治44年)4月5日に徳川好敏大尉が操縦したフランス製複葉機アンリ・ファルマン機の実物大模型。

 複葉機ってイイわぁ~。
ジェット戦闘機も機能美の極みだと思うけど、好きなのはやはりレシプロ複葉機か単葉機までだな。

posted by nobike_nolife at 18:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
3点目の写真のT字型に刻まれたフィンの美しさに見とれました。古今東西のどんなバイクより美しいですね。
Posted by YO'SHI~ at 2011年01月25日 23:54
まさに造形美の極みですね♪
Posted by nolife_nobike at 2011年01月26日 08:57
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